「鉄の塊」に揺られて

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2018年振り返り-7/22B747政府専用機最後の航空祭-千歳基地航空祭2018

今年も千歳基地航空祭へ行ってきました。目的はもちろん政府専用機B747ジャンボです。

現在日本で運用されている旅客型747最後の2機となった政府専用機は来年春に次期機体であるBoeing777-300ER(77W)への置き換えが決定しています。よって現行の機体にとって今年の航空祭が最後となります。

もちろんファイター系や救難機も撮影しましたが、今回はメインの政府専用機のみ取り上げます。 

前日より千歳入りして迎えた航空祭当日、朝からどんよりとした曇り空でまさに蝦夷梅雨の名にふさわしい空模様でした。

予想通り午前の飛行展示は去年と全く同じパターンで救難展示はヘリのみ、戦闘機はOPとF-2以外全部地上滑走という散々な内容でした。

しかし政府専用機だけはジャンボの貫禄を見せつけるかのように堂々としたフライトを見せてくれました。

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入場直後、8時半過ぎに撮影した2機の政府専用機。主役の出番を待つように特別航空輸送隊格納庫前で待機しています。

  • 主役登場!

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10:30、1番機20-1101がタキシングを開始。この後の展示飛行に使用される機体ですね。

少し間を置いて2番機の20-1102がトーイングを開始。そのまま地上展示会場へと向かいます。と、その時目の前の滑走路から1番機が離陸!雲低高度が低いせいであっという間に雲の中へ。会場からはため息が漏れます・・・。

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着陸してきたU-125Aとのツーショット。

救難展示でUH-60Jとのコンビでフライトを行うはずでしたが、視界不良でヘリのみになり、結局相方の出番はありませんでした。

  • 貫禄溢れる展示飛行

そして、先ほど離陸した1番機がローパスを行うため滑走路上空に姿を現しました!

ゆっくりとエンジン音を響かせ目の前に近づいていくジャンボ・・・

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ついに目の前に現れました。着陸態勢でローパスを行います。

大きく翼を広げた姿は翼を広げた白鳥のよう。ってうわぁぁ左主翼ウィングレットが切れたorz感激のあまり構図をミスりせっかくの1枚が翼端1つで台無しに。

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再びギアを上げてゆっくりと上昇、雲の中へと消えていきます。

一方地上ではトーイング中の2号機が地上展示エリアに到着。着々と準備が進められていきます。しばらくして着陸してきた1号機もトーイングに切り替えられて合流、2機が目の前に揃いました。

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コックピット上部の脱出口から日の丸の小旗を掲げて顔を合わせる姿は羽田のVスポットに並ぶ姿そのもの。この位置から眺められるのも航空祭ならでは。

  • 大迫力の機体見学! 

L1ドアが開けられてクルーが降機したらいよいよお待ちかねの機体見学のスタート。

展示エリアが開放されて今か今かと待ち構えていた人たちがドッとなだれ込むのですが、なかなか動かず。しかし入り口付近になると一気に流れはスムーズに。

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特製の退役記念フラッグを発見。約26年間世界中を飛び回った特別なジャンボも平成の終わりとともに退役を迎えようとしています。

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地上から見上げるような形で。この位置からジャンボを見られるのは本当に滅多にない。4発機に二階席を備えた機体の貫禄にはただ圧倒されるのみ。

今回は2機の機体の間を回る形式。エンジンからランディングギアに主翼下まで色々な部分を間近に見られました。動線も2機を効率よく見られるように工夫されていて短時間でこれら機体のあちこちを見られたのは良かったですね。

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タラップ下からL1ドアを望む。TVでおなじみの光景ですね。ほらドア前で総理大臣が手を振って乗り込むあのシーンですよ。

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間近でエンジン部分を。金属部分は鉋をかけたようにピカピカ、鏡のように地上を映しこんでいます。

その国の顔である政府専用機ですから当然国家の印象にかかわる訳でピカピカでなければなりません。

「世界一美しいジャンボ」と隊員さんが数年前の航空祭で自慢していましたが、その裏では多くの努力の積み重ねがあるのです。

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赤い丸が描かれた日の丸の尾翼。これこそが日の丸ジャンボの象徴ですよ。

約15分ほどぐるーっと見て回って機体見学は終わり。

この後BIと室谷氏のフライトを見るために会場を離脱して南千歳駅前の土手へ移動。

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1番機と2番機のツーショットを今度はお尻から。

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ローアングルで離陸するブルーインパルス6番機との絡み。これが撮りたかったの。

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室谷氏とも。当初午前に行われる予定でしたが、悪天候によりブルーの後に変更になりました。そのおかげでこんな貴重なショットも。

 

平成の終わりとともにその役目を終える現行政府専用機のBoeing747-400。既に77Wは2機が揃い、来春に向けて着々と準備が進められています。

残された時間はあとわずか。あと何回フライトがあるか分かりませんが、最後の時までぜひ頑張ってほしいものです。