「鉄の塊」に揺られて

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艦艇公開2018年夏-8/4:艦艇公開ツアー 掃海母艦うらが一般公開in晴海

8/3~8/4の2日連続艦艇公開ツアーの1日目、続いては晴海で行われている掃海母艦うらがとイギリス海軍ドック型揚陸艦アルビオンの一般公開へ向かいます。

 

一般公開は12時開始とのことなので、最初の横須賀を30分程度で切り上げて京急線と都営地下鉄、都バスを乗り継いで晴海埠頭へと向かいます。

1130頃晴海に到着。バスを降りた瞬間・・・えーーー!!!まじかいな(◦□◦;)

入口からずらーーと客船ターミナルの方まで列が伸び、その列が折り返してまた入口手前まで延びている有様。この日の気温は33℃、体感温度は35℃オーバーというとんでもない暑さです。やはり滅多にみられないイギリス艦とあって相当人気があるようです。

 

炎天下の中約30分ほど並んでようやく開門。アルビオンは予定より1時間遅れて13時公開に変更になったとのこと。それでも既に乗艦待ちの列は出来上がっています。一方うらがは並ばずに乗れるみたい。30分並んで今度は1時間以上並ぶのはもう嫌。なんだったら先にうらがを見た方が時間の有効活用にもなるのでまずは掃海母艦うらがから。

 

今回アルビオンのホストシップとして晴海に入港した掃海母艦うらがはうらが型掃海母艦1番艦で横須賀基地所属の艦艇です。

この掃海母艦とは一体何なのかというと、掃海作業を行う1個掃海部隊に対するサポートを主な任務とする艦で

  1. 掃海艦艇への支援を行う母艦機能
  2. 掃海作業や機雷戦における指揮を行う旗艦機能
  3. 航空掃海支援機能
  4. 機雷敷設機能

の4つの機能を備えています。

 

ちなみにホストシップとは海外の艦艇が国内の基地や港に入港した際、そのお世話をする艦のこと。レセプションのセッティングや入港中のありとあらゆる事、時には面倒事まで担当することになります。

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なんかカッコいいうらがの艦尾です。中央の大型門扉の左右に2つずつ、合計4つの小さな扉が配置されています。なんだかSF映画に出てくる宇宙船にありそうですね。

この艦尾にある5つの扉のうち、中央の大型門扉は飛行甲板下の格納庫内部に格納されている航空掃海具Mk-105の投入、揚収に使用、左右2つの小さな扉は機雷庫に繋がっており、ここから水中機雷を投下します。

 

前甲板部分は広く取られていますが、これは当初ここには76mm速射砲が装備されるはずだったのです。

姉妹艦のぶんごには装備されている速射砲ですが、うらがにはなぜか装備されないままになっているのです。

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ドラムに巻かれた黄色いケーブルを発見。電流を流して磁場を発生させて磁気機雷を処理する際に使用する掃海具のうちの一種です。

なお掃海母艦に装備されているのは掃海艇・掃海艦が使用する予備のケーブルで、母艦自体が使用するものではないそうです。

 

艦橋内部も公開してくれていたので、次は艦橋内部へと向かいますが・・・環境へ続く階段が恐ろしいほど急なのです。階段というよりは梯子ではないかと思うほど。

踏み外さないように三点保持厳守でゆっくりと上り高い艦橋部に到着。

横須賀で見たしらせ艦橋とはまた違った雰囲気の内部です。

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赤いカバーがかけられた艦長席。艦長席のカバーの色はその人の階級により異なり、ぶんごは一佐なので赤色です。

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左舷側には黄色いカバーがかけられたシートが。これは艦長よりも偉い人である掃海群司令の椅子。この方の役職は将補ということでカバーは黄色です。

 

艦橋の見学を終え、これまたかなり急な階段を降り次は後部飛行甲板へ。

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掃海ヘリコプターへの航空掃海支援を行う後部飛行甲板は大型掃海ヘリ1機がちょうど離着艦できる広さです。

格納庫はヘリ1機がちょうどと収まるくらいの大きさ。護衛艦のものより小さめです。

 

格納庫左右脇には掃海艦艇への物資の補給や掃海具の投入揚収に使用するデッキクレーンが設置されています。

 

甲板上には機雷の展示もありました。

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イタリア製の機雷「マンタ」。独特な形状はステルス性を持たせたもので、探知されにくい機雷として厄介者扱いされました。

1991年のペルシャ湾掃海部隊派遣の際はこの機雷の処理に非常に手こずったとか。

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K-13機雷。一般的な係維式機雷のうち代表的なもので、上部のトゲトゲの先端にある赤い部分に触れると爆発するタイプです。

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この後乗艦するアルビオンを真正面から撮ってみました。

思ったよりでかい。

 

約20分ほどで掃海母艦うらがの見学は終えて上陸後は速攻でアルビオンの乗艦待ち列に並びます。

思ったより伸びておらず私が並んだ時点ではうらがの少し手前あたりが最後尾でした。

次はお待ちかねのアルビオン一般公開です。初のイギリス艦見学、わくわくしてきました。